【MRと持ち家】「マンションより持ち家にしておけ」という先輩方の話に「うーん?」
今日もお疲れ様です。4月も半ば、期初の会議や内勤も少し落ち着きだしてきました。週初めの内勤を済ますために会社へ出社した際に、営業所では少し上の先輩が「家を買います!」という話をされており、ベテランの先輩方も大盛り上がり。僕にも「お前はいつ家を買うんだ?」と流れ弾が飛んできました。個人的に大事にしていることを整理する意味も込めて、考えていることを書いていきます。
マンションより持ち家にしておけ
管理費・駐車場代で月に○万円
こんな会話がありました。
自分で見積もりをとったり細かい計算をしたことが無いので知らなかったのですが、確かに駐車場代も馬鹿になりませんし、マンションの場合は月々の支払いの上乗せ分がものすごく大きいですね。
「大規模修繕は積立金で何とかなる」に「うーん?」
「仮にマンションを買うなら、大規模修繕は積立金で何とかなるとして…」なんていう話もありました。大規模修繕の費用は確かに毎月徴収されていきますが、手出し0でも大規模修繕が出来るのはせいぜい1回目(12年後)くらいな気がします。というのも、以前とある投資物件の修繕予定を見たことがあるのですが、1回目の大規模修繕が終わった段階で積立金の総額がマイナスになっており、「ああ、これが噂に聞いたやつか。」「これ以降の修繕には一時費用がかかってくるやつだな。」と思いました。
そういった資料を目にしていたこともあり、長期的にみるとなおさらマンション購入にはネガティブな印象を受けたんですよね。
「転勤でも、人に貸せるから」に「うーん?」
オーナーである以上、設備が壊れたらその修繕分はオーナー持ちになってしまうので、その点を不安に思うのは分かります。ですがそれ以前に、住宅ローンを組んだ物件を賃貸物件として貸すことは出来ない(一時的な理由として認められた場合を除く)ですし、賃貸で借りたいと希望する方こそ「一時利用だから立地や利便性がいいところ」を選びます。学区とかご近所付き合いなどを比較的気にしなくていいわけですし。
投資用ではない持ち家で、借り手が見つかりづらいというリスクがありますし、「それはどうなのかなあ?」と思わせられました。
まとめ:すみません、そもそも賃貸派なんです
マンションより持ち家、という点には素直に同意です。僕もそう思います。ただ、そもそも論ですが、ローンを組んで住宅を買うよりかは賃貸で行く方が、経済的にも自由度的にも勝っているのではと思っている僕です。
先輩方の話の中では「ローンは早いうちに組んでおけ」という考えが随所に出ていて、ジェネレーションギャップというか、「今は家を買うことこそがゴールというわけではないのになー」なんて思いました。
まあこの意見には抜けている視点もあります。例えばインフレリスク。金融緩和や財政政策をばしばし打ち続けている日本の財政状況を考えて、今後予期せぬインフレが起きるとしたら、ローンを組んででも資産を持っている方が得をするということはあります。そちらについてもまた改めて書いていきたいなと考えています。
少し脱線しましたが、先輩方に途中で話を振られて「家いいっすねー、夢広がりますねー」なんて言ってしまいました。腹の中では「すみません、家買わないっす」と思っていたなんていうお話でした。
過去記事もよろしければ。