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MRになって身についたマナーについて

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お疲れ様です。新卒でMRとして就職していますので、社会人の常識というものがMR目線になっております。一応営業職ですので、それなりの礼儀作法は意識しているつもりなのですが、それが世間一般でどの程度のレベルなのかって、意外と気づかないんですよね。今日はMRで見についたマナーについてまとめていきます。

 

身についたマナー

身だしなみ

サラリーマンだったら皆同じ、なんて思っていました。しかし、少し周りを見渡してみると、意外ときっちりしている業界なんだなと思います。

暗黙の了解な部分はありますが、基本上下セット。ジャケパンスタイルはいません。1年365日ネクタイを着用(これは賛否両論ありますが)。

髪を染めないというのはもちろんですが、華美な時計をしない、カバンも地味めなものなど、割とお堅い業界なんですね。まあ医療機関がお得意様なのでそういう流れになるのかもしれません。

地味で個性を出しづらいからでしょうか、きっちり着こなしますね。センターラインを意識してピシッと着ている方が多い印象です。あとはネクタイ。落ち着いた色のなかでも上品さのあるものをしめている方をよく見かけます。

ホスピタリティ

講演会業務で見に着きます。それこそホテルマンほどではありませんが、気配りは出来るようになっていると思います。相手の目線や仕草から「飲み物が欲しいんだな」とか、「ずっと他の先生に話しかけられて料理を取りに行こうにも動きづらそうだな。二人分料理をお持ちしてお食事を促そう」とか。

下準備の力

これも講演会つながりですが、導線を意識して下準備をする習慣が身についている気がします。以前とある医療機器メーカーの方と共催で講演会を実施したときの話です。通常私たちは、先生方の往復の交通手配は何時何分にどこへお迎えにあがるのか確認。帰りのタクシーもタクシーチケットは事前に運転手に渡しておいて先生のお手を煩わせない。別席へ行かれる先生がいる場合は、他の先生とそっと距離をあけられるようエスコートする。そういった細かい気配りをしています。

講演会が始まる打ち合わせの段階で、主幹の人以外にもこの辺すり合わせておきます。一方、とある医療機器メーカーの方は当日の設営準備こそされておりましたが、それ以外はあまり触れず。タクシーなど普段どうされているのか伺ってみると、「講演会終了前に、電話で読んでいる」とのこと。

目に見えない部分ではありますが、こういった下準備力はMRで見に着いているのかなあと思います。

敬語表現

個人的に少しやりすぎかな、と思うこともあります。例えば「させていただく」。これは二重敬語として使わないようにと、新入社員向けの一番最初の研修で教わりました。ただ、現場では当たり前のようにばんばん使われています。

ある時先輩に「させていただくは二重敬語だと習ったのですが、現場ではすごくよく使うんですね」と聞いてみました。そうしたら先輩は「医師が相手なのだから、二重敬語くらいがちょうどいい」と。なるほど納得。

営業話法

いわゆる営業トークについては、もしかしたら他の営業職の方が身についているんじゃないかと思います。というのも、医薬品のプロモーションでは言えないことの方が圧倒的に多いからです。化学的エビデンスに基づく話法しか使えませんので、どうしてもお堅い営業になりがちですね。この点に関しては他の営業職の方とか、百貨店の販売員さんが少し羨ましいです。

 

まとめ:服装・立ち振る舞いには自信

他の営業職を経験したことがないので何とも言えないですが、少なくとも身だしなみや所作の部分では身につくスキルが多いと思います。講演会場でお世話になっているホテルマンさんを真似したりもしています。笑

営業トークも、もう少し自由度が高かったらいいのですが。以上、本日はオチもない話ですがふと礼儀について振り返ることがあったので書かせていただきました。