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【Twitter】台本あるの?(笑)Webマーケターの勧誘文句が一周回って面白い

 

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お疲れ様です。ブログも始めたし、せっかくならtwitterのアカウントも新しくしようということで作成しました。他のブロガーさんをフォローするつもりだったのですが、なぜかSNSマーケティングのアカウントたちに見つかり、一斉に勧誘を受けるハメに。ただ、少し付き合ってみるとあまりにもパターン化されて面白かったので、ちょっとまとめてみます。

基本の4フェーズ

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管理人作成の簡易版フローチャートです。笑

ちなみに n=31 で集計しています。信じられないかもしれませんが、この31例がすべてここに集約されました。同じ人がやってる?という錯覚を覚えたほどです。

挨拶フェーズ

「はじめまして!」とか「フォローありがとうございます!」といった、一般的な挨拶からです。ここは普通ですね。

 

特徴的だったのは、最初のあいさつの後にほぼ必ず

「副業の仲間を作りたくて」

「将来自由に生きたから、今頑張ってます!」

といった挨拶が入るんですよね。元締めが作ったマニュアルが相当優秀なんでしょうか。

尋問フェーズ

最初挨拶だけで終わる人もいれば、挨拶の1通目からいきなり尋問フェーズに入るケースもありました。内容としては次の3つに集約されます。

  1. 収益化を目指してる?
  2. どんな仕事してる?
  3. 何を目指してるの?フリーランス?起業?

面白いくらいにこれだけです。もちろん言い回しは違いますが、内容はもうこれだけ。ちなみに面白いのが、「どんな仕事してる?」と聞かれて、MRですって答えたとしても、大体スルーされます。もうなんでもいいんでしょうね、仕事してるのか学生なのかが分かれば。

そしてこの3タイプの質問、どの質問にどう答えたとしても、共感フェーズの2パターンで答えが返ってきました。

共感フェーズ

  1. 「私もそうなの!気が合いそう!」
  2. 「将来不安だよね、分かるよ・・・」

共感フェーズはこの2通りだけです。覚えやすいですね。副業目指してる人~っていうくくりだからか、もうごり押しでこのフレーズを出してきます。

ナンパフェーズ

いよいよ落としのナンパフェーズ。パターンとしては、

  1. 「文字じゃ多すぎるから電話で話そう!」
  2. 「LINEで無料配信してるから、ぜひ登録して」

の2パターンなのですが、一番驚いたのが電話を提案してくる人が多いってことです。え、そんなにアグレッシブなんだと面喰いました。もちろんすべて丁重にお断りしましたが。

twitterのプロフィールも一緒

どのアカウントも、名前とプロフィールがものすごくキャッチーなんですよね。例えば名前は「タケシ@月収100万円達成」とか「ハナコ@中卒でも独立フリーランス」のものばかりです。

 すごいのが、プロフィールも文章の構成が同じなんですよね

”元ブラック企業勤務▶2児のパパ▶収入に不安を覚えブログ開始▶6か月収入0▶ノウハウを教えてもらう2週間で10万達成!

みたいな感じです。今までの不遇さや低学歴という壁を乗り越えて、このビジネスを頑張ったから私は成功しました、みたいな。メンズファッション誌の巻末にありがちな幸運を招くアクセサリーと同じですね。

LINEで収益化

どういうビジネスなの?

ビジネスモデルとしては何種類かありますが、ここではメジャーなもの2種類ご紹介します。なお、LINEはアフィリエイトなどで直接広告収入を得ることは禁止されています。

情報商材を売る

「SNSマーケティングで成功した秘訣」であったり「ブログの集客法」に関するノウハウを、インターネット上で販売し対価を得るというものです。中には「1ヵ月で2万人にフォローされるツイート術」なんていう題材もありました。

広告収入につなげる

これはかなりグレーですが、LINEのアカウントで友達同士になり、自身のサイトに誘導して何らかの売上収益を上げさせるというものです。グレーというか限りなく黒に近い黒ですね。LINEも規約上で禁止しています。

本当に稼いでるの?暇そうだけど

DMを2,3通返すと、ものの5分10分ですぐに返事が返ってきました。電話しようとすぐに持ち掛けてきますし、暇なのかな?という印象を受けます。

過去に高校生がLINEとGoogleアドセンスを組み合わせた広告収入で逮捕された事件がありましたね。その際は、LINEに200万人の友達が登録されており、年間約1,000万円の収益を得ていました。

 

この高校生らのLINE友達数が200万人前後だったそうですが、今回私にDMを送ってきたアカウントの大半は友達数3桁ほどでした。200万人の友達で年間1,000万円なのに、果たして友達数3桁で「月収100万!」は本当に可能なのでしょうか。

まとめ:マッチングアプリの女性になった気分

いかがでしたでしょうか。twitterで勧誘してくるwebマーケターの勧誘文句がみんな一緒で、少し滑稽でした。今回はエンタメ色が強い内容だったかもしれませんね。

 この記事を書いているときに、「あ、これマッチングアプリみたいだな」なんて思ったんですよ。

 マッチングアプリに登録されたことのある人なら分かってくださるかもしれませんが、この手のアプリって男性から女性にがんがんメッセージを送るじゃないですか。しかも女性からの返信を貰える確率を高めるために、それこそ「質問(尋問?)」しまくりの「共感」しまくり。新しく登録された女性を見かけようものなら、男性からのメッセージの嵐。こりゃ女性ひきますよね。実際、僕も今回ひきました。笑

 

まさかtwitterで乙女心を勉強することになるとは思ってもいなかった今日なのでした。